このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
組織のひずみをリアルタイムに算出することで、硬さの違いを色付け表示します。乳腺領域をはじめ、幅広い臨床分野での応用が可能で、C型肝炎においては肝炎Stagingの推定値を算出することが可能です。
せん断弾性波の伝搬速度 (Vs)を計測することで硬さを評価できます。iATTは肝脂肪化の程度を推定するための指標 (ATT)を計測します。解析範囲の狭域化やガイド表示により、ATT計測の妨げとなる多重反射や血管などの構造物を避けたROI設定が容易です。
CT・ MRI ・超音波診断装置のボリュームデータから作成したMPR 画像を超音波画像とリアルタイムで同期させる機能です。治療をサポートする機能であるRVSは治療の位置決めを補助したり、超音波検査だけでは見つけづらい小さな病変の発見をサポートします。

RVSでナビゲーションしながら、穿刺ラインをリアルタイムにシミュレーションします。 3Dボディマーク、 C-Plane表示により、ターゲットと穿刺ラインの位置関係を三次元上で把握することが可能です。E-field SimulatorはRFA治療時に、電極の位置にもとづいて計算される電気的物理量(電場)をCTなどの画像上に色付け表示します。これにより効果的な穿刺ルートの検討が可能です。


~血流感度と体動ノイズ抑制とのバランスを実現~
微細血流を表示する技術であるDetective Flow Imaging(DFI)は、ノイズ処理技術 “Wall Motion Reduction PLUS” を加えることで、ノイズを選択的に抑制し、感度と視認性の高い画像を実現しました。 “Wall Motion Reduction PLUS” は、検出した信号強度のばらつきを判定することで、各部位の体動量に応じたノイズ低減を行います。


~フィルタ処理の改善と信号速度のばらつき判定による感度向上を実現~
ウォールフィルタをより低速側にシフトすることで、血流感度の向上を実現しました。フィルタ処理の変更によって生じる体動ノイズに対し、複数回の受信によって検出した信号速度のばらつきを判定することで効果的にノイズの低減を行います。


[ Linear CW / Convex CW ][ eTracking ]*1[ Wave Intensity(WI) ]*1
4Dshadingは、照明を当てた時のような自然な影をリアルタイムに表現するモードです。4Dtranslucenceにより境界を重畳表示することで脳内、消化管などの内腔構造の描出が可能になります。

同一心拍で2か所のドプラ波形を観察できます。Single Dopplerによる評価に比べ心房収縮と心室収縮の同定を簡便に行うことができます。

AutoFHR+は、 Bモード画像から胎児心臓の動きをリアルタイムにトラッキングし、胎児心拍数を自動計測します。経腟プローブにも対応し、極めて初期の段階から胎児の成長を確認することができます。 AutoFS は、内径短縮率(%FS: %Fractional Shortening)を自動計測します。Mモード法と異なり、胎児位置の変動の影響を受けず、心臓の動きを捉えることができます。

- *1 Option