このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
手術・手技を支える、画像へのこだわり
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2021-09/91859ff8329ecbbb659a5c5b2affd167/pic_calneo-cross_28.jpg)
透視と静止画の両方に対応するコンソールを搭載。透視モードでは透視のラストイメージホールド(LIH)のキャプチャー画像やスナップショット画像をリファレンス画像として2画面での表示が可能。また、X線撮影条件に関する操作はコンソール画面に統合されたソフトウェアを通じて行え、撮影ワークフローの効率化に貢献します。
1フレーム単位の処理で、低線量かつ残像の少ないクリアな画像を作る、富士フイルムの技術
ダイナミックコアエンジン
ダイナミック処理とノイズ抑制処理を、フレーム単位で実行。残像が少ないクリアな画像を生成します。
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2021-09/eae37db218d586affd163904fb2b8c05/pic_calneo-cross_29.jpg)
変換された3次元情報から人体の厚みの異なる部位や構造物を認識し、コントラストと濃度を調整します。
構造を持たないノイズ成分を抽出し、低減することで、画像の粒状度を改善。被写体構造の視認性を向上します。
ダイナミック処理とノイズ抑制処理の適用イメージ
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2021-09/bca2c53661cd89d169d993b5675dde5c/pic_calneo-cross_19.jpg)
処理なし
線量 : 8.4mA
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2021-09/7a385061ba3ef03a1f26021dcffe49e6/pic_calneo-cross_20.jpg)
ダイナミック処理適用後
線量 : 8.4mA
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2021-09/940e28b585e6c0dcae8ad989d0fbd3c3/pic_calneo-cross_21.jpg)
ダイナミック処理 + ノイズ抑制処理適用後
線量 : 4.2mA
「フレキシブルセンサー」と「ISS方式」による読み取り
(FUJIFILM DR CALNEO Flow)
従来のCALNEOシリーズのカセッテDRと同様に、FPDとは反対側のX線照 射面側に光センサー(TFT)を配置した「ISS方式」による間接変換方式FPDを搭載。X線信号の散乱・減衰を大幅に抑制し、少ないX線量でシャープな画像を実現しました。さらにTFT基板にフィルム式のフレキシブルセンサーを採用し、DQE58%*1(1Lp/mm・1mR)を達成しました。
- *1 静止画撮影のみ (Cシリーズの場合)
フィルム化の利点
TFT基板をガラス素材から薄型フィルムにすることで、X線透過率が向上。 当社のISS方式と組合わせることでフレキシブルセンサーの利点を活かし、 高画質画像と低線量化に貢献します。
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2021-09/b7e435b6bc1eff1da1798157889ad196/pic_calneo-cross_24.jpg)
さまざまなバリエーションから、用途に合わせたカセッテDRをラインアップ。軽量ながら防水・防塵機能、耐荷重や落下等の耐衝撃など、手術室などのハードな医療現場での取り回しに適しています。
※透視モード/静止画モード対応:FUJIFILM DR CALNEO Flow Cシリーズ 静止画モード対応:FUJIFILM DR CALNEO Flow Gシリーズ