お客様導入事例

株式会社バンダイ 様

環境への負荷低減に貢献し、品質・信頼性にも優れた再生機29台の導入でバックオフィス部門として全社のサステナビリティ活動に貢献 ※ 使用済みの製品を分解/洗浄/修理/部品交換、または使用済み製品の部品を
必要に応じて再生し組み立てて製造した、新品として品質を保証した機械
※ 使用済みの製品を分解/洗浄/修理/部品交換、または
使用済み製品の部品を必要に応じて再生し組み立てて
製造した、新品として品質を保証した機械

株式会社バンダイ 様

事例の概要

導入前の問題
導入前の課題
  • 総務部門として全社的サステナビリティ活動に貢献する方法を求めていた
  • 複合機の入れ替え時期が迫り、適切な製品がないか検討していた
導入後の効果
導入後の効果
  • 総務部門として、全社的サステナビリティ活動に確実な貢献を果たすことができた
  • 以前の複合機と同様の使い勝手が維持されており、スムーズに入れ替え作業が完了した
導入理由
導入理由
  • CO2排出量の削減や資源循環など環境への負荷低減に貢献している製品
  • 再生機といっても新品としての品質・信頼性が保証されている

事例の詳細

事業内容を教えてください

バンダイナムコグループが展開する事業セグメントのうち、「エンターテインメントユニット」内「トイホビー事業」の事業統括会社として、日本が世界に誇るアニメ・マンガ・ゲームなどのIP(キャラクターなどの知的財産)を軸とする事業を展開しています。具体的には、玩具、ガシャポン、カード、菓子・食玩、アパレル・日用雑貨などの企画開発と製造販売をしています。

総務部 シニアアドバイザー 渡辺 伸吾 様

総務部 シニアアドバイザー
渡辺 伸吾 様

導入前はどのような課題を感じていましたか

当社では、2023年3月に企業スローガンである『夢・クリエイション』を未来につなぐ、サスティナビリティプロジェクト『未来・クリエイション』を立ち上げました。このプロジェクトでは、「トイホビー事業拠点のCO2排出量15%削減」「安全安心の商品・サービスの提供」「未来を担う子どもたちに向けた教育・体験価値の提供」という3つの目標を設定し、毎年それらの目標達成に向けた実施事項を部門ごとに決めることで、役員・社員全員がサステナビリティ活動を自分ごととして捉え、会社全体での取り組みへ広げることを目的としています。例えば、グループ会社の主要拠点で再生可能エネルギー由来の電力に切り替えたり、リサイクル素材を用いたプラモデルを製作したり、リサイクル素材を使用したマイカップを従業員に配布してペットボトルなどのプラスチックを削減したりと、さまざまな取り組みを行っています。
総務部門でも、コロナ禍からの回復により不要になったアクリルパネルを回収・再生してクリスマスオーナメントを作成したり、本社ビル内でエジソンの発明品を展示している「エジソンミュージアム」に地元小学生を招いて体験価値を提供したりとさまざまなサステナビリティ活動を行ってきました。ただ、総務部門の業務では玩具などのモノを扱うことが少ない分、CO2排出量削減などで大きな成果を出すことが難しく、どのように全社プロジェクトに貢献できるかを常に模索している状態でした。

総務部 アシスタントマネージャー 寺岡 麗 様

総務部 アシスタントマネージャー
寺岡 麗 様

不要になったアクリルパネルを再生して作ったクリスマスオーナメント

不要になったアクリルパネルを再生して作ったクリスマスオーナメント

導入の決め手を教えてください

当社では以前から、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン(以下「富士フイルムBIジャパン」という)の複合機を全社的に導入しているのですが、導入後7年が経過し、契約更新のご相談をしていました。当初は新造機を導入する方向で検討を進めていたところ、あるとき富士フイルムBIジャパンの担当者が「新しい商品が出ました」と再生機「ApeosPort-VII C R」シリーズのニュースリリースを持ってきてくれたのです。そのリリースを読むと、まさに総務部門として全社のサステナビリティ目標に大きく貢献できるポイントが記載されていました。「こんないい商品があるなら、早く言ってほしかった!」という気持ちで、すぐに導入を決めました

ニュースリリースの内容

「ApeosPort-VII C R」発売時のニュースリリースの主な内容(2024年7月)

「ApeosPort-VII C R」発売時のニュースリリースの主な内容
(2024年7月)

フロー図

富士フイルムビジネスイノベーション クローズド・ループ・システムによる再生機の生産
※ クローズド・ループ・システム:商品企画、開発、製造から廃棄までのライフサイクル全体を視野に入れ、回収した使用済み商品から取り出された部品を再生技術によりリユース活用する仕組み

導入後の効果について教えてください

数字などで目に見える導入効果を示すことは難しいですが、当社のサステナビリティの取り組みに大きく貢献できる機材を万事スムーズに導入できたことが、最大の導入効果だと思っています。
実は、当初導入を検討していた新造機は、従来使っていた機種とユーザーインターフェースが異なっており、その点で不安がありました。それに対して、今回導入した「ApeosPort-VII C R」シリーズは、以前の機種とユーザーインターフェースがほぼ同じであることと、富士フイルムBIジャパンのサポートもあり、入れ替えは極めてスムーズに進みました。手順書も説明も不要で、現場からの問い合わせもありません。再生機といっても機能などはアップデートされていますし、社員も新品の複合機だと思って利用しています
社内的にサステナビリティ活動を発信することもできるので、これから総務部門の取り組みとして積極的にアピールしていく予定です。

再生機「ApeosPort-VII C R」シリーズはどのような企業におすすめですか

サステナビリティの取り組みに力を入れている企業はもちろんのこと、豊富なラインナップで最適な複合機配置が可能なので、フロアや部門ごとの出力枚数のバラつきが大きい企業にも特におすすめできます。バックオフィスでも手軽にサステナビリティ活動に取り組めるということは、企業の大小を問わず、何より大きなメリットではないでしょうか。
「再生機」というと、新造機より何か劣るところがあるように想像されるかもしれませんが、使い勝手も品質も普通の複合機と同じです。もちろん、求める機能によっては新造機との使い分けも必要になるかもしれませんが、通常使用の範囲であれば、再生機と言う選択が今の私たちにはベストでした

さらなる活用や今後の取り組み予定について教えてください

サステナビリティ活動として、子ども向けのイベントを企画するなど、楽しみながら取り組んでいますが、何をすべきか、何ができるかは常に手探りです。総務部門は業務の担当範囲がかなり広く、例えば社用車の台数を減らすか、電気自動車にするかといったことも検討しています。事業部などの取り組みと比べると地味ですが、事業を支える部門として、できることを見つけていきたいと思っています。今回の再生機のように、サステナビリティ視点で会社や社員に貢献できるようなアイデアがありましたら、今後もぜひご提案いただきたいです。

株式会社バンダイ 様

(左から)
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン 岩下 恵一
株式会社バンダイ 総務部 シニアアドバイザー 渡辺 伸吾 様
株式会社バンダイ 総務部 アシスタントマネージャー 寺岡 麗 様
株式会社バンダイ 総務部 ゼネラルマネージャー 持田 尚彦 様
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン 二瓶 功
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン 永井 健之

再生機について

再生機について

回収した使用済み商品から取り出した部品を、再生技術によりリユース活用し新品として製造した「再生機」について解説します。

商品を通じた環境配慮への取り組み

商品を通じた環境配慮への取り組み

富士フイルムビジネスイノベーションの環境課題への取り組み

富士フイルムビジネスイノベーションの環境課題への取り組み

複合機やソリューションを通じて環境配慮に取り組むことは、私たちの使命。さらに創造的・生産的で、環境負荷の少ない働き方の実現に向けて、今日も探究を続けています。

導入ソリューション

ApeosPort-VII C Rシリーズ

ApeosPort-VII C Rシリーズ

部品リユース率最大84%(重量比)を実現した再生機であり、新品として品質を保証した商品です。

お客様プロフィール

株式会社バンダイ

業種
その他製造
業務内容
玩具、ガシャポン、カード、菓子・食玩、アパレル・生活雑貨などの企画・開発・製造・販売
従業員
904名(2024年3月1日時点)
本社所在地
〒111-8081 東京都台東区駒形1-4-8
URL
https://www.bandai.co.jp/

※掲載内容は2025年1月時点の情報です

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