仮想空間技術活用の小売業向け次世代情報配信プラットフォームを
「リテールテックJAPAN」に参考出展

効率的な売り場づくりとプロモーションの実現に貢献

民間企業関連

富士フイルムシステムサービス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上 あまね)は、株式会社X(本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 暁、以下X社)と共同で開発中の「仮想空間技術を活用した小売業向け次世代情報配信プラットフォーム」を、2月28日から3月3日に東京ビッグサイトで開催される「リテールテックJAPAN」に参考出展します。

小売業界では、本部から各店舗へ売り場づくりに関する情報やプロモーション情報が日々大量に配信されています。人手不足などさまざまな課題を抱える店舗オーナーにとっては、店舗運営の傍ら、それらの情報を正確かつタイムリーに把握することは困難で、効果的な売り場づくりやプロモーションの実現ができずに商機を逃してしまうことも少なくありません。

そこで、創業以来、小売業の店舗運営を支援するサービス※1を提供してきた富士フイルムシステムサービスは、XR技術※2を保有するX社と共同で、仮想空間技術を活用した小売向け次世代情報配信プラットフォームの開発を開始しました。本部が推奨する売り場づくりやプロモーションをリアルタイムに反映した店舗を仮想空間上に構築し、全国の店舗へ展開することが可能となります。これにより、店舗においては、本部から配信される情報をタイムリーかつ効率的に確認できるようになります。さらに、AR(拡張現実)技術を用いることで、タブレットを実店舗の陳列棚にかざすだけで、瞬時に各商品の売れ行き状況などを確認できるようになります。

富士フイルムシステムサービスは、2023年度下期中に本仕組みの事業化を目指しています。「リテールテックJAPAN」の富士フイルムシステムサービスのブースにおいて、本仕組みのデモンストレーションをご覧いただけます。

富士フイルムシステムサービスは、創業以来30年以上、店舗運営を支援するサービスの提供を通して得られた小売業界に関する知識や業務ノウハウを活用し、今後も小売業界のDX加速に貢献します。

  • ※1商品の魅力が「より良く伝わる」商品画像の撮影・加工、競合店との差別化を図る販売促進など、店舗運営の効率化と魅力的な売り場作りの実現に向けてシステムを構築するだけでなく導入後の運用支援も評価いただいています。
  • ※2仮想現実や拡張現実などの画像処理技術の総称。現実と仮想を融合させて疑似体験が可能となる技術です。

仮想空間における店舗に本部からの各種情報が反映された画面イメージ

本件に関するお問い合わせ先

富士フイルムシステムサービス株式会社

経営統括本部 人事総務部 総務グループ

TEL:03-3291-2609