愛犬ががんと診断された飼い主さんへのインタビュー
大切な愛犬が、がん(脳腫瘍)と診断され、手術など治療を選択した飼い主さんにインタビューしました。
発作への対応や治療の不安、そして日々のケアに向き合いながら、愛犬と共に歩んだ闘病生活。
そのリアルな心情や家族としての決断について、お話しいただきました。
ゴールデン・レトリーバーの女の子。
犬見知りですが仲良しのわんちゃんは大丈夫です。
人が大好きで、おすわりとお手でご挨拶するのが得意でした。


1年に1度の健康診断では花マルをもらったばかりで安心していたのですが、急な痙攣がおこり目つきも変わり、唸っていました。
すぐに、かかりつけの病院で診てもらいました。
痙攣が起こった際の動画を見てもらい、お薬をいただいて、後日MRIを取りに行くことになりました。
ひとごとのような気持ちで、「…え?どうして?」と胸がいっぱいになりました。
「大丈夫、この子はきっとまた良くなる」とずっと愛犬を撫でながら先生からの話を聞いていましたが、半分くらいしか頭に入ってきませんでした。
その後、家族とも話し合い、治療していくことに決めました。
ドライブが好きな子でしたが、いつ発作が起こるかわからないので、なるべく近場で楽しめるように場所を選びました。
発作が出た時にどこでも対応できるように坐薬、点鼻薬を保冷バッグに入れて持ち歩き、「発作が起こりませんように」と念じながらお散歩をしていました。
発作が起きた際、薬が効くまで見守るしかなかった時です。
ニッコリ笑っているような楽しそうな様子を見た時には「どうして…」と涙があふれてきました。
室内の温度が高くならないように設定したり、発作を誘発しないように急に興奮するようなことはなるべく避けていました。(愛犬が大好きな人が帰宅した際は、普段通り自然なリアクションを心がけるなど)
あとは好きなごはんやおやつなどを作ってあげていました。

抗てんかん薬を飲みながら過ごし、脳腫瘍の摘出手術も受けました。
治したい気持ちでいっぱいでした。
腫瘍を取り除けば良くなると信じて手術を受けることにしました。手術のリスクと手術をしない選択をした場合の今後と、どちらが後悔しないかグルグル迷いながらでしたが、家族が決めたことを愛犬は受け入れてくれると信じ、あともう1年一緒にいたくて、手術を決めました。
手術をした場合としなかった場合のシミュレーションをしてくださいました。
できる限りの手を尽くしてくださって感謝です。
ペット保険にも入っていましたが、治療費はかなりかかりました。今の自分にできる範囲で先生と相談しながら治療することが良いと思います。
わが家の愛犬は半年程で亡くなってしまいましたが、闘病期間も大切な時間でした。
ひとくちに「がん」といっても色々ながんがあると、愛犬を通して人も同じだなと思いました。1日1日を大切にしたいと思いました。

愛犬は自分のことを心から信頼しているということです。
その愛犬がいなくなった時、心に大きな穴が開き、時が経っても想いは変わりません。
愛犬中心でずっと過ごしてきて、生きがいで、本当に子どもを亡くした時のようです。
もうちょっと一緒にいたかったと思いますが、素敵な愛犬と出会えてよかったです。
「ずっとずっと大好きだよ」となでなでしながら、ゆっくりがんばってください。でもがんばりすぎないで。
どんな結果になっても後悔したり「もっと違ったやりかたがあったのかも…」と思ったりもするかもしれませんが、飼い主さんがとった行動がベストだと思います。
愛犬もきっとそう思っていますね。
お見送りをして7か月後に、もう一度ゴールデン・レトリーバーをお迎えしました。家の中が明るくなり、相方が亡くなってからごはんを食べなくなっていた同居犬も、元気を取り戻しました。
やっぱり、自分にとって犬と過ごす時間が大切です。これからも犬と一緒に楽しい時間を過ごしていきたいです。
いつもそばにいてくれてありがとう。
わが家にはいつも犬がいる生活です。
犬がいない方が旅行や好きなことができるという方もいますが、犬がいると出かけられる場所は限られても充実した素敵な時間を過ごせます。大切な自分の時間です。

富士フイルムVETシステムズが提供する犬のがんに対する血液検査についてよくあるご質問にお答えします。













