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甲状腺機能亢進症とは
甲状腺機能亢進症に見られる症状

「最近痩せてきた…」と気になったことはありませんか?
下記のうち、どれか1つでも気になることがあれば、検査を受け、早期発見を心がけましょう。

血液検査で甲状腺機能の状態を把握することができます

ねこちゃんと楽しく豊かな生活を送るために、
年に1~2回は動物病院へ行き、健康診断を受けましょう!

Q & A

A. 甲状腺ホルモンが上昇することでおこり、甲状腺が大きくなっていることもあります。

A. 抗甲状腺薬の服用によって症状が改善することが多いです。場合によっては手術で甲状腺を摘出します。

A. 体重がどんどん減少し、脱水により腎不全となる可能性があります。

A. 採血をして血液中の甲状腺に関係するホルモンの濃度を調べます。
甲状腺ホルモンは多すぎても少なすぎても、ねこちゃんに負担がかかります。

監修:日本獣医生命科学大学 名誉教授 左向 敏紀 先生

甲状腺機能亢進症の一般的な併発障害
  • 甲状腺中毒性心筋障害
  • 腎不全
  • 全身性高血圧症
  • 消化管障害
甲状腺機能亢進症の主な検査
  • T4
  • FT4
  • TSH
甲状腺機能亢進症の主な治療法
  • 内科療法…抗甲状腺薬の投与、食餌療法(療法食)
  • 外科療法…甲状腺切除

早期発見・早期治療によって症状の悪化を抑えることができれば、発症後もねこちゃんは通常の生活を送ることができます。

監修:岐阜大学 名誉教授 鬼頭 克也 先生
岐阜大学 応用生物科学部 共同獣医学科 獣医内科学 教授 西飯 直仁 先生

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