このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
CT・MRI などの断層画像から高精度な3D 画像を描出し、解析を行う3D 画像解析システム「SYNAPSE VINCENT」が、メディカルAI 技術ブランド「REiLI (レイリ)」による深層学習(Deep Learning)によって、さらなるバージョンアップを遂げました。膨大に蓄積された医用画像データを生かし、MRIデータからの自動抽出機能や、脈管系の抽出機能が充実。画像認識技術を生かして、チーム医療を支え続けてきた富士フイルムだからこそ実現できた、AI 時代の新しい3D解析技術です。富士フイルムの「REiLI」が、チーム医療の最前線へと導きます。
チーム医療をサポートする3D解析技術
「REiLI」の深層学習をベースに開発した多彩なアプリケーションで、チーム医療のさまざまなシーンに貢献。ユーザーインターフェースにも徹底的にこだわり、使いやすさ・見やすさを追求しました。
MRI画像から判別可能な、解剖学的に一意に決まっている区域を自動で抽出します。
MRI画像から自動で腰神経の抽出を行います。腰神経の可視化から、腰椎治療を支援します。
膵臓の自動抽出が可能に。肝胆膵領域にて術前シミュレーションの幅が広がります。
単純CT画像から肺動静脈を分離して抽出します。
臓器セグメンテーションに加えて、新たなレンダリング技術を搭載。
よりリアルな3D画像を作成することが可能です。
DeepLearning技術を活用したフィルタリング機能

肺解析(肺結節検出プログラム*1)

大腸解析(隆起形状強調フィルタ)
- *1 販売名:肺結節検出プログラム FS-AI688 型(承認番号:30200BZX00150000)
多彩な術前シミュレーション
肺野CT画像から気管支や肺結節を抽出し、仮想気管支鏡画像を観察できます。
CT画像を用いた肝臓実質のVolumetryを行えます。領域分割や支配領域(目安)の抽出も容易に行え、離断面表示などの術前シミュレーションも可能です。
五葉、気管支、肺血管(動脈/静脈)を自動抽出し、患者固有の肺区域切除シミュレーションが行えます。さまざまな術式[支配領域(目安)]や表示方法(サーフェス表示、血管領域マップ)が可能です。
CT・MRI画像から血管の経路を自動抽出し、冠動脈を評価できます。自動ラベリング機能、XAリンク機能、スラブMIP機能などさまざまな解析が可能です。冠動脈解析(CT)では、各血管の心筋支配領域の目安を確認できます。
安全・安心のクオリティ
スピーディーなサポート&サービス
全国40か所以上のサービスセンターとテクニカルサポートセンターの連携により、点検・修理・部品保障など最適なサポートとサービスをお届けします。

富士フイルムならではの、フルサポートメニュー
電話お問い合わせ対応
お客さまの技術的なお問い合わせにおこたえします。
ソフトウエアサポート
保守期間中、ソフトの無償バージョンアップを行います。
ハードウエアサポート
ハードウエアの点検、修理、部品保証などをご提供します。
リモートメンテナンス
遠隔操作による各種サービスを実施します。(サーバータイプのみ)
モニターQCサービス
モニターの品質管理を代行します。(オプション)
スピーディーなオンラインヘルプ
いま行っている操作に連動したヘルプをリアルタイムに表示します。ページ内検索・ヘルプ内検索にも対応し、疑問にすぐお答えできるシステムをご提供します。

ヘルプ内検索が可能

詳細な機能に対した解説
- *2 患者環境外でご使用ください。
院内での利用ニーズにこたえる、フレキシブルなシステム構成
モダリティと直接接続し、単独で操作できるタイプです。
医局などで、オフラインの運用を行うことも可能です。
複数の端末で VINCENTサーバーに同時に接続(3台まで)、操作できるタワー型のサーバーシステムで、中規模の連携や放射線部内のみの利用等に適したタイプです。
画像サーバーだけでなく、シンクライアントや画像参照用ビューワなど、院内のPCにも配信可能です。大規模ネットワークの構築にも対応可能です。
SYNAPSE 5との滑らかな連携を実現
2通りの方法で、システムを切り替えることなく素早く3次元画像の観察を行うことができます。
また、VINCENTサーバー内のシンスライス画像をSYNAPSE上で参照可能です。
(1)SYNAPSEビューワ上でVINCENTを起動
(2)サムネイルから別ウィンドウでVINCENT起動
- 製品名
3D画像解析システム SYNAPSE VINCENT
- 販売名
富士画像診断ワークステーション FN-7941型
- 認証番号
22000BZX00238000