AフィルムとCフィルムの2種類のフィルムから構成されています。Aフィルムは支持体に発色剤(マイクロカプセル)が塗布されており、Cフィルムは支持体に顕色剤が塗布されています。
発色剤面と顕色剤面を合わせて加圧します。発色剤層のマイクロカプセルが圧力によって破壊され、その中の発色剤が顕色剤に吸着し、化学反応で赤く発色します。
熱プレス時の不要な発色やベース変形を抑制しました。

①支持体を耐熱化
②塗膜設計を変更
③マイクロカプセルを耐熱化
標準チャート表を参照することで、圧力値の目視判別が可能です。
下イメージチャートはプレスケール中圧用のものですので、実際の高温用プレスケールの製品とは異なります。


- * 破線部分は、許容誤差範囲を越えることがありますので、圧力値は参考としてください。
- * 使用される加熱温度によりA、B、Cカーブを選択して使用します。
1. プレスケールを黒、青のポリエチレンの袋から取り出し、必要な形に切り取ります。
2. A、Cフィルムの発色剤、顕色剤面どうしを合わせ、Cフィルムを下側、Aフィルムを上側にしてプレスケールを測定箇所にセットし、加圧します。
3. フィルムを取り出し、圧力分布を目視判断します。
4. 発色したプレスケールをプレスケールモバイルで読取
5. 平均圧力や加圧面積など数値化されたさまざまな項目を確認
6. 詳細なデータ分析、他拠点とのデータ共有













