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スペシャルインタビュー

みんなで楽しく心地よく暮らすために。
ブロガー、漫画家 まめきちまめこさん

かわいいイラストとユニークな眼差しで愛猫との暮らしを綴ったブログ「まめきちまめこ ニートの日常」が大人気のまめきちまめこさん。長年連れ添った犬のこまちと猫のシンバを見送り、現在、メロとタビ、2匹の猫と暮らしています。猫たちとの暮らしや健康管理について伺いました。

健康診断は“今の安心”と“これからの暮らし”を守る大切な習慣

ブロガー、漫画家 まめきちまめこさん
偶然から始まった、かけがえのない日々。
ブログやSNSで描かれるメロくんとタビちゃんとまめこさんの暮らしが大人気ですが、改めて最近の活動と現在飼っているペットについて教えてください。

まめきちまめこさん 2015年から「まめきちまめこ ニートの日常」というブログで漫画を描いています。今年3月には「メロとタビのクッキーだいさくせん」という絵本も出版しました。今は5歳のメロと7歳のタビという2匹の猫と暮らしていますが、過去にはゴールデン・レトリーバーのこまちと猫のシンバと一緒に過ごしていました。

変化に気づけることが、いちばんの安心。
漫画ではこまちちゃんやメロくんが健康診断に行く様子が描かれていますが、健康診断は定期的に行かれているのでしょうか?どれくらいの頻度で、どのような検査を受けていますか?

まめきちまめこさん メロは健康診断で中性脂肪の数値が異常に高いことがわかったので、2ヶ月に1回、健康診断をしていた時期もありました。今はサプリの効果が少しずつ出てきて、数値も落ち着きはじめているので、半年に1度くらいで検査をするようにしています。
タビは体が細いのですが、すごく健康なので、健康診断は年に1回くらいのペースです。こまちも病気になる前は1年に1回でしたね。お世話になっている動物病院に触診が上手な先生がいて、その方は触るだけで体の悪いところを見つけてくれるのでとても信頼しています。その先生に見てもらうこともありますが、1年に1度はいろいろな項目の数値がわかるような健診を受けるようにしています。

ペットの健康診断において、特に印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

まめきちまめこさん 私自身が注射で血液を抜かれるのが苦手で、自分の健康診断も避けがちで(笑)。なので、健康診断で猫たちが採血されるときは、いつも「痛いよね…怖いよね…」と、自分のことのようにドキドキしながら見ています。以前、健康診断のときに看護師さんがメロを我が子のように優しく抱きしめてくれたことがあって。飼い主が入る隙がないくらいの包容力で(笑)。見ているこちらもすごく安心できたということがありました。犬や猫たちにストレスが少ないような検査を意識してくれてすごくありがたかったです。
そういえば、メロの検査をしてくれた先生は、ふだんすごくほのぼのとしたタイプの先生なのですが、中性脂肪の数値が下がったときに一緒に喜んでくれて。そのときは「こんなに寄り添ってくれる人がいるんだ」とうれしくなりましたね。

健康診断を受診するときに意識していること、気にしていることはありますか?

まめきちまめこさん 猫によっては、外に出ること自体が大きなストレスになることもあるので、いくら健康のためとはいえ、病院に行きすぎてもストレスになるだろうな……と。猫たちの通院用のバッグは、いつでも入れるように常に部屋に出しておいて、隠れ家や寝床として使えるようにもしているのですが、それでも背負った瞬間には「ニャー!」と鳴き声が聞こえてきます(笑)。
こまちは割と喜んでついてきてくれたんですけどね。それぞれ性格も健康状態も違うので、負担をかけすぎない“ちょうどいい頻度”を探しながら通院しています。

ちょうどいい暮らしを、
猫たちと一緒に見つけていきたい

チェキで思い出づくり
ストイックになりすぎず、“うれしい”も大切に。
日常の中でどのようにペットの健康管理をされていますか?食事やケア、生活習慣などで意識していることがあれば教えてください。

まめきちまめこさん 食事は通っている病院で先生がおすすめしてくれるペットフードを選ぶことが多いですね。ただ、タビがすごい偏食で……味の濃い子猫用のフードしか食べてくれなくて(笑)。体が細いからたくさん食べてもらいたいんですけど……。好みに合いそうなフードをいくつか混ぜて、サプリも取り入れつつ調整しています。
あとは、ストレスがたまらないように、家のドアは基本すべて開けておいて、好きな場所に自由に行けるようにしています。毎日廊下をダッシュしているので、ちょっとした運動にもなっているはず。そういうことも健康維持につながっていたらいいな〜と思っています。

ペットとの絆を深めるために大切だと思うことはありますか?

まめきちまめこさん とにかく「かわいい!」っていつも思っています(笑)。その「かわいい!」という気持ちが、漫画や絵本を描く原動力にもなっています。かわいくて大好きですけど、程よい距離感でお互いストレスがないように過ごそうということは考えているかもしれないです。性格が違う2匹なので、それぞれのペースに合わせながら暮らしています。

今後の活動の予定ややってみたいことはありますか?

まめきちまめこさん 原画展や絵本の出版も控えているので、ぜひそちらも楽しみにしていてください!やりたいことは…、本当は大きな一軒家に暮らしたいんですよね。猫や犬がのびのび走り回れるような。今の家だとこれ以上増やせないので、もし大きな一軒家だったらもっとたくさんの猫と犬と暮らせるのになあ、と夢を描いています(笑)。

すてきな作品が創り出される空間

獣医師さんとのエピソードも漫画に描かれていますが、いつもペットの健康を守ってくれている獣医師の方々へ伝えたいメッセージがあれば教えてください。

まめきちまめこさん お世話になっている先生たちのことを書かせていただいているので、バレていないかな…?とドキドキしているのですが(笑)。いつも本当にありがとうございますという気持ちでいっぱいです。ペットたちの些細な変化に気づいてくれたり、病気になったときに寄り添ってくれたりする獣医師さんがいることで安心してペットとの生活を過ごすことができています!

本記事は2025年6月時点の内容です。

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