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日本
ホーム 個人のお客さま 動物と富士フイルム 丸山桂里奈氏インタビュー

スペシャルインタビュー

笑って、悩んで、一緒に前向きに。
元サッカー日本女子代表、タレント 丸山桂里奈さん

元サッカー日本女子代表で、現在はタレントとして活躍する丸山桂里奈さん。多忙な日々を過ごす丸山さんを癒やすのが、3匹の愛犬です。しかし2025年1月、すももちゃんが白内障に。そこで今回は、愛犬たちとの暮らしや動物病院との関わりなどについてお話を伺いました。

丸山桂里奈氏が愛犬すももちゃんを抱きあげている写真​

元サッカー日本女子代表、タレント
丸山 桂里奈さん

愛犬

マロくん(13歳、フレンチブルドッグ)
すももちゃん(11歳、トイプードル)
あんずちゃん(9歳、マルプー)

病気と上手に付き合いながら楽しく過ごせるように

親友が引き合わせてくれた個性豊かなワンちゃんたち
ワンちゃんを飼おうと思ったきっかけと、愛犬たちとの出会いについて教えてください。

丸山さん 実家でワンちゃんやネコちゃん、ウサギも飼っていたので、幼いころから動物が大好きでした。ずっと動物と暮らしたいって思っていたなかで、2012年に犬好きの親友から「ワンちゃんを見に行こう」って誘われて。ちょうどロンドンオリンピックに出場した年だったので、記念というのは変ですが、ワンちゃんを飼いたいと思ったんです。
そこで出会ったのが、マロくんでした。家族も一緒に行きましたが、他の人が見えていないんじゃないかっていうくらいまっすぐ私のところに来てくれて。親と思ったんですかね(笑)。そこからずっと離れなかったので、そのまま連れて帰りました。
すももちゃんは、大阪のクラブ時代に出会った子です。その親友にブリーダーの友達がいて、「誕生日にワンちゃんを迎えたい」って言ったら紹介してくれました。その後、あんずちゃんにも引き合わせてくれたので、みんなに親友が関わっています。

すももちゃん

それぞれどんな性格ですか?

丸山さん すももちゃんは好奇心が旺盛で、食い意地が張りまくっています(笑)。今は病気で目が見えませんが、食べ物への嗅覚には驚かされます。あんずちゃんは結構ひとりが好きで、きちんと意見を主張するタイプ。リーダーシップもありますね。マロくんは運動は好きなのですが、性格はめちゃくちゃおっとり。家では「置物かな?」って思うくらいです。

ラーメンで例えれば「つゆ」と「麺」 愛犬たちはかけがえのない存在です
愛犬たちとの休日の過ごし方を教えてください。

丸山さん もうすぐ3歳になる娘と一緒に、公園に行くことが多いですね。休日はいっぱい抱っこしてあげたいのですが、すももちゃんが一番甘えん坊なので、つい長くなっちゃいます。マロくんはデカくて抱っこできないので、たくさん撫でています。娘とも仲が良くて、いい話し相手になってくれていますね。

愛犬たちの健康管理で気をつけていることはありますか?
丸山桂里奈氏が愛犬すももちゃんを撫でている写真​

丸山さん 以前は、自分で食事を作っていました。でも、それだと栄養が偏るという話を動物病院の先生に聞いてからは、ドッグフードに旬の食材をトッピングするようにしています。うちのワンちゃんたちはお肉よりもお魚が好きなので、鯛の切り身などをボイルしてのせると大喜びで食べてくれます。
おやつはなるべく手作りのものにしています。フードドライヤーを使うと、ささみや野菜もぎゅって乾燥できて、ジャーキーもすごく簡単にできます。市販のおやつもあげますが、自分で作ると安心です。運動面では、毎日お散歩に行っています。ただ、すももちゃんは目が見えないので庭で歩かせています。

健康診断は受けていますか?

丸山さん 半年に1回は受けるようにしています。病気は早く見つかったからといって治るわけではないですが、先生から定期的な受診を勧められたことがきっかけです。でも今は、すももちゃんは糖尿病の診察があるので2週間に1回、あんずちゃんもホルモン検査のために一緒に連れていっています。

丸山さんにとって愛犬たちはどんな存在ですか?

丸山さん ラーメンで例えると、「つゆ」みたいな存在です(笑)。私が「麺」なので、それくらいなくてはならないものなんです。ラーメンにいろいろな種類があるように、ワンちゃんもたくさん種類がいて、性格もみんな違います。一つひとつのラーメンの味は違うけれど、全部おいしいみたいなイメージです。
私はすごくせっかちな人間なので、出先でストレスを感じることもあります。でも家に帰るとワンちゃんたちが癒やしてくれるので、一緒にいるだけで心を整えてくれる存在ですね。

「病気と上手に付き合っていくのが大事」先生の一言で気持ちが楽に
その後、動物病院とはどのように関わっていますか?

丸山さん 皆さん対応が丁寧で、すももちゃんも安心しています。数日預けるときも、朝と夜に写真を送ってくれたり、ご飯の様子を教えてくれたりして、しっかり見てくれています。LINEで心配事を相談できるのも心強いですね。あと、先生の顔が犬っぽい(笑)。もちろんとても優しい方ですが、実はその犬っぽい見た目に、ワンちゃんも安心しているんじゃないかって。

ご自宅ではどのように過ごしていますか?

丸山さん すももちゃんに何かあったときに、すぐ対応できるように家族全員が見てくれています。他のワンちゃんたちも、目が見えなくなったことがわかっているのか、体調が悪そうなときには優しく接しているように感じます。大変なこともありますが、お互い少しずつ今の状況に慣れてきて、すももちゃんなりに毎日を楽しんで過ごしてくれていると思います。

健康診断もがん検診もできることは全部してあげたい

診てもらわないとわからないからがん検診も積極的に利用したい
ワンちゃんのがん検診があることはご存知ですか?

丸山さん マロくんが最近受けたのですが、そのときに先生から聞いて初めて知りました。血尿が出たので動物病院に行ったら、「前立腺がんの疑いがある」とのことだったのでお願いしたんです。結果は膀胱炎だったのでほっとしました。

昨年7月から「Nu.Q® Vet Cancer Test(ニューキューベットキャンサーテスト)」という血液検査による犬のがん検診がスタートし、現在約1,500施設に導入されています。健康診断と一緒にがん検診を受けることができます。

丸山さん それは楽でいいですね。あんずちゃんはまだ検査していないので、受けてみたいと思います。人も犬も、がんは早期に発見できたら治療の方法はあると思いますが、末期になると大変ですよね。診てもらわないとわからない病気も多いと思うので、がん検診や健康診断などは積極的に利用していきたいです。

丸山桂里奈氏が愛犬すももちゃんを抱き上げ、微笑んでいる写真​
獣医さんや動物看護師さんのおかげでワンちゃんも私も安心できています
丸山桂里奈氏が愛犬すももちゃんと一緒に自撮りをしている写真、​  富士フイルムinstax mini LiPlayと印刷したチェキが並んだ写真​
動物病院で印象に残っているエピソードはありますか?

丸山さん 今の動物病院にすももちゃんを預けたときに、皆さんから「性格がいい」って言われてうれしかったですね。より信頼できるようになりました(笑)。あまり型にはめず自由にさせてきましたが、私の育て方は間違っていなかったんだって。
私は心配性なので、ちょっとでもワンちゃんの元気がないとすぐ病院に連れていきます。できることは全部してあげたいから、先生とのコミュニケーションが欠かせないんです。先生は多くの飼い主さんを相手にしますが、私には先生しかいません。だから、話を親身に聞いてくれたり、うちの子たちのことを把握したうえでいろいろ教えてくれたりすると安心感があります。まずは先生の意見を聞いて、自分の考えも話せて、なんていうか親戚のおじさんみたいな存在だといいなって(笑)。

獣医師や動物看護師の皆さんに応援メッセージをお願いします。

丸山さん 獣医さんや動物看護師さんのおかげで、ワンちゃんたちも私も安心できていますし、いつも診てもらって良かったなって思えます。マロくんを飼い始めたころは、町の動物病院には治療機器があまりなかった気がしますが、今では高度医療まで受けられるところもありますよね。動物の医療も進歩していて、皆さんの努力のすごさを感じています。いろいろ大変なこともあると思いますが、これからも頑張ってください! 

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