このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
薬剤師の負担が大きい、一包化監査業務に革命を。
![「PROOFIT 1D Ⅱ」で読み込んだ一包化薬の一覧表示画面](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-02/fe1525d534888e977e41ebff1fbfb7cf/pic_proofit_1d_2_01.png)
* モニターに表示された薬剤は、カタログ用に作成したプラスチック製品です。
一包化薬を一包ずつ一錠一錠チェックする監査業務は、薬剤師にとって、集中力がいる大変な業務です。
画像認識技術がさらに進化した一包化監査支援システム「PROOFIT 1D Ⅱ(ワンドース ツー)」は、監査業務の安心・安全に貢献します。
光で刻印を見やすくする富士フイルム独自の技術による刻印抽出・強調と一覧表示に加えて、複数の照合アルゴリズムや薬剤検出AIも採用。薬剤の種類や数量の自動判定技術に磨きをかけました。さらに、医薬品マスタと照合し合致しなかった薬剤についても、不明物としてひと目で分かるように表示します。
画像認識技術で、薬を一瞬で見分ける
錠剤が立っていたり重なったりしていると判断された場合のみ、自動でならし機能が発動。「ならし強化モード」も追加し、楕円形状など立ち錠になりやすい薬剤の不明物化を削減、画面監査の時間・負荷を軽減します。
錠剤の刻印・文字の強調表示、錠剤の表裏や刻印の向きをそろえた一覧表示が可能。さらに強調表示ON/OFFの初期設定もでき、監査しやすい画面表示を実現しました。
写真やメディカル分野で培ってきた独自の画像認識技術で高速・高精度の錠剤検出を実現。さらにAIを搭載することで、透明カプセルや特殊形状薬剤などの検出精度を向上。刻印マスタとの照合アルゴリズムも高度化、新旧刻印が交じった一包化薬の照合、結果表示も可能です。
読込速度の高速化
一包化薬の読込速度は、1分間で約40包*1。
錠剤の「刻印・文字・形・サイズ・色・数」を高精度に検出・照合しつつ、分包機の標準的な分包速度までスピードアップしました。
- *1 1包当たり1.5秒。当社規定の標準処方を読込時。カプセルは「形・サイズ・色・数」を検出・照合します。
速度比較(総包数120包の場合)
![120包ある一包化薬を従来機種の「PROOFIT 1D」で読み込んだ場合、読み込みに240秒、ラベル貼り付け・排出に33秒かかっていましたが、「PROOFIT 1D Ⅱ」で読み込んだ場合、読み込みに180秒、ラベル貼り付け・排出に27秒かかり、全体として66秒短くなり、作業時間が23%削減できます。](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-02/1f7d156991e869cc8168d164bd2cb8f2/fig_proofit_1d_2_04.png)
読込速度がわかる動画
オリジナルの印字パターンが作成可能
「PROOFIT 1D Ⅱ」では、分包機での印字パターンと同様に患者・施設に合わせたオリジナルのラベルフォームを作成することができます。さらにラベルには一包ごとに二次元バーコードが印字され、スマホアプリ「1Dサービス」を利用して、調剤月、服用時点、薬剤画像・薬剤名・数を確認することも可能。残薬や持参薬の確認を支援します。
主な操作手順
![オリジナルのラベルフォームを作成するための操作手順と、作成用の画面を紹介しています。](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-02/a273bc58b2251c5457ebffcb34fab3e2/pic_proofit_1d_2_05.png)
(1)二次元バーコードと包番号の印字位置の選択
(2)印字項目の選択
(3)文字サイズの選択
作成例
![](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2024-02/dcc6d5248a0cbccc0dd4399578f89b0a/pic_proofit_1d_2_06.png)
多彩な機能で、使いやすさがさらに向上
一包ごとの薬種・数量を判定した撮影画像を最大50万包まで専用PCに保存します。いつでも検索・印刷可能なので、安心・安全な調剤に貢献します。
「PROOFIT 1D Ⅱ」で撮影された薬剤を照合するための手本となる「刻印マスタ」は、富士フイルムメディカルが継続的に登録・メンテナンスを行うとともに、各病院・薬局の「PROOFIT 1D Ⅱ」に定期的に自動配信しています。これにより病院・薬局でいつでも最新の刻印マスタが使用可能になります。
- * 「PROOFIT 1D Ⅱ」の外部通信は暗号化通信技術を用いており、接続先を当社専用クラウドサーバに限定することでセキュリティーを担保しています。なお、個人情報はアップロードされませんのでご安心ください。
地域医療連携をITで支援
スマホアプリ「1Dサービス」
二次元バーコードから一包化薬の薬剤情報が確認できるアプリです。病院、薬局、介護施設や在宅医療などの専門スタッフとの情報共有、一包化持参薬の確認を支援します。
![スマホアプリ「1Dサービス」では、服用時点が分かること、医薬品名が分かること、刻印が強調されて見やすいことを紹介しています。](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2023-08/07b3b706d33a1003a3070d7bac57ed39/fig_proofit_1d_2_02.jpg)
- * スマホに表示された薬剤はイメージ用に作成したプラセボ錠です。
アプリの登録はQRコードから*2
上の二次元バーコードを読み取って、デモデータでアプリ動作をお試しください
- *2 QRコードを読み取ると、Webアプリが立ち上がりますので、ホーム画面やお気に入りに追加願います。