富士ドライケムスライドがリニューアル
イヌ、ネコ検体のデータを確認、検証し、新たに動物専用のスライドを発売。
従来の項目すべてが動物専用スライドに変わりました。
獣医療現場に最適化した製品で、現場の診療を精度と運用面でサポートいたします。
包装単位を少量に
使用量の少ない6項目を24枚包装製品に。使用期限を気にせず院内検査にご導入いただけます。

* vc-CRPは、イヌのみ対象です。
イヌ、ネコ対象に
対象動物はイヌ、ネコ。動物専用スライドとして、今後も進化を続けます。
- パッケージが紫色からオレンジ色に変わりました。
- 性能は一部の項目を除き、変更ありません。(変更の内容は下記をご参照ください)
変更内容
項目 | 単位 | 検査方法 | |
---|---|---|---|
変更前 | 変更後 | ||
ALP | U/L | JSCC標準化対応法 | IFCC標準化対応法 |
LDH | U/L | JSCC標準化対応法 | IFCC標準化対応法 |
ALP | 変更前 | 変更後 | ||
---|---|---|---|---|
測定結果 | - | 変更前の約1/3 | ||
参考基準範囲 | 1歳齢以上 | イヌ | ~254 | ~89 |
ネコ | ~165 | ~58 | ||
1歳齢未満 | イヌ | 69~333 | 24~117 | |
ネコ | 77~358 | 27~125 | ||
測定範囲 | 50~3500 | 18~1225 |
AMY | 変更前 | 変更後 | ||
---|---|---|---|---|
測定範囲 | 10~1800 | 100~2500 |
- * LDHは測定値に大きな違いはございません。
犬検体 ALP JSCC法とIFCC法の相関性

日本臨床化学会の定める日本の標準測定法が一部変更となったことを受け、弊社もこれに対応し、検査方法を一部変更いたしました。検査精度を維持するための変更となります旨、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
一滴の検体から確かな検査結果を導く
写真分野で培った塗布技術が生みだすスライド品質。
富士ドライケムスライド
検査項目によって2種類のスライドをご用意。
比色法スライド (一般化学・酵素・免疫)

検体中の一般化学成分や酵素類を比色法で定量する多層フィルム式スライドです。1回の反応に必要な試薬がドライ化されています。

電極法スライド (電解質)

検体中の電解質を電極法によって定量するスライドです。1枚のスライドにNa、K、Clそれぞれの多層フィルム電極を内蔵しています。

富士ドライケムスライド一覧
項目名 | 単項目スライド | スクリーニングスライド | |||
---|---|---|---|---|---|
50枚包装製品 | 24枚包装製品 | スクリーニング15 | スクリーニング7 | スクリーニング+9 | |
GLU | ● | ● | ● | ||
BUN | ● | ● | ● | ||
CRE | ● | ● | ● | ||
TCHO | ● | ● | |||
TBIL | ● | ● | |||
Ca | ● | ● | |||
IP | ● | ● | |||
TP | ● | ● | ● | ||
ALB | ● | ● | |||
GOT/AST | ● | ● | |||
GPT/ALT | ● | ● | ● | ||
ALP | ● | ● | ● | ||
GGT | ● | ● | |||
LIP | ● | ● | |||
CRP | ● | ||||
NaKCl | ● | ● | |||
NH3 | ● | ||||
TG | ● | ● | |||
CPK | ● | ||||
AMY | ● | ● | |||
LDH | ● | ||||
Mg | ● | ● | |||
GLOB *1 | ● | ||||
ALB/GLOB *1 | ● | ||||
BUN/CRE *1 | ● | ● | |||
Na/K *1 | ● |
- *1 演算項目
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