このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
近年、あらゆるモノがネットワークでつながるIoT/M2Mの利用が増えています。
我々はモバイル通信網を活用することで、メディアなどを使用したデータの持ち運びをなくし、情報漏えいリスクの低減に貢献します。
検診業務の効率向上も期待できます。

受診者情報入力機能のID入力端末*1 からは、2か所の装置へ属性出力が可能です。
接続可能装置は、当社営業担当にお問い合わせください。
高速ファイル転送技術により、検診車からクラウド経由にて医用画像を高速転送し、検診施設で即座に利用することが可能です。
DICOM storageはもちろんUSBメモリへDICOM3.0フォーマットで出力が可能です。DICOM MWM、MPPSもサポートしています。
受診者情報入力機能のID入力端末*1は、受診者の属性情報をバーコードや二次元バーコード、磁気カードや上位システムなどより取得し撮影装置に展開させるための機能を持ちます。事前に受診者情報をまとめて入力しておき、データベースサーバとして利用することも可能です。
多様化する医療現場ニーズに多彩なバリエーションで柔軟に対応する画像システムをご用意しています。
当日に受診者番号を装置より発行する方式
当日の受診者番号は受け付け順に装置より割り当てて撮影、施設に戻ってから画像に受診者情報を付帯させ読影に展開する運用方式。受診者番号は装置より自動インクリメントで発番を行います。
受診者情報を事前予約する方式
当日の受診者情報を事前にCSVデータなどで装置に登録、検診日当日に予約リストから受診者を選択して検査を行う運用方法。
- * 予約リストはオプションです。
事前にID入力端末*1に受診者情報を登録し、個人IDから受診者情報を引き出し、装置に送信する方式
予約リストや受診者の属性を事前にID入力端末*1に登録する。受診票に付帯されている一次元バーコード(個人ID)から受診者情報を引き出して装置に送信する運用方式。
二次元バーコードや磁気カードの情報をID入力端末*1から直接装置へ送信する方式
受診票に付帯する二次元バーコードや属性情報が登録された磁気カードをID入力端末*1で読み出し、直接装置に送信する方式。
- *1 ID入力端末、画像診断システム、モバイル通信、クラウドシステムは接続例で本装置の構成に含まれません。接続には顧客調達品が含まれます。接続時は当社営業担当にお問い合わせください。
- *2 本装置の構成には含まれません。
- *3 DICOMサポートはオプションです。

従来の外部メディアを利用した行程は、検診施設に持ち帰るまでに時間を要する上、外部メディアの紛失による情報漏えいリスクがありました。高速ファイル転送技術を搭載したゲートウェイを活用し、ESPACIO AVANTで撮影した医用画像を検診車からクラウドへ自動で高速転送し、検診施設で即座に利用可能なサービスを提供します。
- * クラウドシステムは接続例です。接続には顧客調達品が含まれます。接続時は当社営業担当にお問い合わせください。
クラウド通信網には暗号化通信方式を採用することで、セキュアにモバイル通信を行います。また、外部メディアを使用しないため、人の手を介しての紛失や情報漏えいなどのリスクを大幅に低減することができます。
検診車内でのX線画像の外部メディア保存や検診施設でのデータの読み込み作業が不要になる上、施設や事務所などの指定先に自動で転送を行うため、画像データの管理が容易となり、検診結果を早期に報告することも可能となります。
既存の検診車にもPCおよびゲートウェイなどを設置することで導入ができます。
また、検診車とクラウド間のモバイル通信料を含んだ定額サービスとしているため、転送量にかかわらず定額で本サービスをご利用いただけます。