労組活動において組合員や会社の情報を取り扱う上で、拠点間のVPN接続やファイアーウォール機能などセキュリティー環境の構築をオールインワンで対応できる点に加え、定常および緊急時の運用を考えた時に、何か問題があったら365日対応してくれるbeatコンタクトセンターの存在が導入の決め手になりました。また、専従者は外出して組合員に対応する機会も多く、外出先や自宅から労働組合のネットワークに接続できるリモートアクセス機能を追加できることも魅力的でした。当組合は組合員から徴収している大切な組合費で組織運営していますので、ITインフラに過剰に投資することなく、これら機能を非常に手ごろな価格で利用できる点も大きかったです。

ネットワークの管理に手間をかけず、安全かつ安定した環境が構築できています。例えば、ネットワークがつながらないなど何か不具合が発生した際にすぐに相談できますし、コンタクトセンターが監視しているので、異変があれば逆に連絡をくれることもよくあります。ネットワーク管理の手間はほぼかかっておらず、今では月1～2回ほどの対応で済んでいます。
また、リモートアクセス機能のお陰で、近年のコロナ禍における業務継続や、在宅やリモートワークの活用を前提としたオフィス設計も可能になり、省スペース化にも貢献してくれています。さらに、beatは月額制のサービスのため、拠点の統廃合などに合わせた契約台数の変更にも柔軟に対応できています。直近では、西日本の拠点の移転時に解約にもスピーディーに対応いただき助かりました。
もしbeatがなければ、今のネットワーク環境を用意するためにバラバラに機器やサービスを契約・運用し、何か不具合があればそれぞれの問い合わせ先に連絡していたと思います。その点、beatを入れたことで、直接的なコストを抑えられていることもありますが、運用に関する手間やコストがほとんどかからなくなったことに一番価値を感じています。

まずは、私たちと同業である組合団体におすすめできます。組合団体と同様に、メンバーが定期的に入れ替わり、情報システム専任を置きにくく、ITインフラのノウハウが組織に蓄積しづらい社団・財団法人といった組織・団体などにも良いのではないでしょうか。困った時にコンタクトセンターがすぐに相談に乗ってくれ、ほとんど運用の手間がかからないという良さがあるので、ネットワークの運用保守に人もコストもなかなか割けないという企業にもぜひ利用していただきたいと思います。

ネットワーク環境の保守運用の手間をかなり抑えることができたため、Microsoft 365などのクラウド環境を活用しながら業務効率化や情報共有の取り組みを進め、専従者および事務スタッフが働きやすい環境を整備していきます。さらに、組合員の豊かな人生の実現に向けて、労働環境や労働条件を良くしていくという本業により注力していきたいと考えています。