このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
SYNAPSE Wzは、従来のフィルムレス運用型PACS「SYNAPSE」に加え、JPEG/PDFなどの汎用ファイルの管理やデータメディア書き込み、検査情報ポータルなどの機能を集約した複合型PACSです。SYNAPSEの「何も起こらないという品質」はそのままに、お客さまのワークフローに沿ったより使いやすい機能を提供することで、日々の診療を強力にサポートいたします。また、それらの機能を一台のサーバーに搭載することで、最小限の設置スペースかつ低コストでご利用いただけます。
SYNAPSE Wzを用いた基本的な運用例

さまざまな機能をSYNAPSEに集約

検査情報ポータル

院内の診療端末上で、患者の検査画像をはじめ、デジカメで撮影した画像やスキャンした文書などを時系列で表示・閲覧できます。また、汎用ファイルを簡単な操作で取り込み可能です。
読影業務の効率化

サーバー側で処理後の情報のみをクライアント側に配信するサーバーサイドレンダリング方式を採用。画像表示の高速化を実現し、大容量画像の配信も高速化。スピーディでセキュアな読影環境を実現します。
HIGH SPEED | 従来のSYNAPSEにない高速な画像表示を実現。 |
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BIG VOLUME | ネットワークやクライアントの負荷が軽減。 大容量検査画像の配信も高速。 |
SECURE | 端末に画像データを残さないゼロフットプリント方式で、セキュリティも確保。 |
画像解析オプションによる読影支援

AIプラットフォームSYNAPSE SAI viewerのオプション機能として、画像解析オプションをご利用いただくことができます。臓器セグメンテーション機能、肺結節検出機能、肋骨骨折検出機能、頭部SAIフィルタ機能等の画像解析機能によって、画像診断を強力にサポートします。

肺結節
販売名:肺結節検出プログラム FS-AI688型

肋骨骨折検出
販売名:肋骨骨折検出プログラム FS-AI691型

頭部SAI フィルタ
販売名:画像処理プログラム FS-AI683型
医療クラウドサービスの活用で、初期費を抑えた利用が可能

AI技術の進歩によって画像解析技術が大きく進化していく中で、これら技術の臨床現場での活用が進んでいます。富士フイルムの「医療クラウドサービス」は、ユーザー登録の上、利用したい機能やソフトウェアを専用ポータルサイト上で選択するだけで簡単にさまざまな画像診断支援機能が利用できるサービスです。
SYNAPSEをクラウドに接続することで、初期費を抑え、使いたいサービスを選択的に利用できます。
線量管理システム
Web連携
検査情報ポータルとの連携によるスムーズな院内共有

- 患者さまごとの検査歴、検査内容をサマリーで表示
統計機能
箱ひげ図と散布図に対応

- 箱ひげ図:中央値とDRL(診断参考レベル)を比較
- 散布図:身長・体重と線量との関係を比較
レポートシステム
放射線部門のレポート作成
定型文や過去レポート引用により、効率的なレポーティングが行え、確定したレポートはWEBで院内に公開できます。

内視鏡レポート作成 (JED対応)
診断や所見用語のマスタを選択するだけで均質なレポート作成が可能です。

部位は三階層 + 病変補足(フリーテキスト)まで設定が可能。

診断は三階層+補足。STEP1にて選択した部位に応じた所見内容が絞り込まれます。

所見は三階層+補足。STEP2にて選択した診断に応じた所見内容が絞り込まれます。
JED対応レポーティングシステム

- JED標準マスタでの運用により検索、集計、統計がスムーズになります。
- 所見、診断にムラがでないため、地域連携や他診療科の医師への情報提供が均質化します。
- JED対応において豊富な実績と知見があります。
メディア入出力

紹介用診療画像のメディア書き込み機能(PDI準拠)、画像取り込み機能を搭載しており、出力メディアにオフラインビューワを添付することで直接画像データを閲覧できます。患者紹介時の運用をサポートします。
障害自動監視

24時間365日定期的にサーバーの状態監視を実施。専門技術者による障害の早期切り分けや早期復旧に向けてオンサイト対応手配を行うなど、充実したサポート体制で安心安全なシステムを提供します。
- 製品名
検査情報管理システム SYNAPSE Wz
富士画像診断ワークステーション
- 販売名
富士画像診断ワークステーション用プログラム FS-V678型
- 認証番号
227ABBZX00104000
- * 富士画像診断ワークステーション FS-V673型 認証番号21600BZZ00613000も使用可能。