FUJIFILM

医療従事者向け情報

本ページのコンテンツは医療従事者の方を対象としており、一般の方への情報提供を目的としたものでありません。

あなたは医療従事者ですか?

You are accessing from the United States. To browse Fujifilm USA website, please click the following link.

Fujifilm USA Website

ECHELON Smart ZeroHelium : ユーザーズボイス

液体ヘリウムをまったく使わない超電導MRI

このコンテンツは医療従事者向けの内容です。

ユーザーズボイス

社会医療法人柏葉会 かしわば記念クリニック(北海道 札幌市)

放射線科科長
白勢 竜二 先生

当法人の札幌柏葉会病院では以前からECHELON Smart Plusを使用しており、今回当院ではECHELON Smart ZeroHeliumを導入しました。この2機種については冷却方式が違うだけなので同じ感覚で使えるため、以前から使用していた装置の知見を活かして、さらに撮像条件を洗練させて使っています。
当院では1日20件以上撮像しているので、AutoExamが日々の検査に欠かせない機能になっています。ECHELON Smart ZeroHelium導入後に院内で消磁と励磁を実施してみました。励磁後も問題なく撮像できることが確認できています。

MRI検査室内で、ECHELON Smart ZeroHeliumの横に立つ、​放射線科科長 白勢 竜二 先生の写真​

医療法人横浜医仁 上田クリニック(神奈川県 横浜市)

院長
上田 啓太 先生

症状がない脳血管障害をいかにはやくより精細に診断することが開業医に求められていると考えていたため、1.5T MRIの導入を検討していました。
一般的な1.5T MRIでは、天井高の都合上、設置することが難しく諦めかけていましたが、いいタイミングでZeroHeliumが発売され、今の場所に設置することができることから、導入を決断しました。画質についても特に頭部MRAについては良く描出ができていて、いままで経験してきた頭部MRAと比べてもとても満足しています。

医療法人横浜医仁 上田クリニック入口の写真​​

じんのクリニック(愛知県 東海市)

院長
神野 治 先生

今までは近隣施設にMRI撮像を依頼しておりましたが、患者さんの利便性を考えてZeroHeliumのMRI装置を導入しました。この装置を選んだのは、ヘリウム爆発がなく、近隣への迷惑がかからないことと、自分で調べたのですがヘリウムの安定供給が不安であることが理由です。画像は空間分解能が高く、検査時間が短時間で撮像できています。
定期受診されている患者さんに脳幹出血が見つかったり、IPMNのフォローや下肢静脈の検査も実施できたりと、地域の方々のQOLの向上に役立っています。

検査室内のECHELON Smart ZeroHeliumの横に立つ、院長 神野 浩先生他の写真​​

医療法人アエバ会 アエバ外科病院(大阪府 大阪市)

理事長
草野 孝文 先生

当時1.5T-MRI導入は当院のスペースなどのハードルが高かったが、レカネマブに合わせ導入を検討しました。検討する際、ちょうどスペースに納まる装置が新発売されたことと、富士は特にアフターサービスが良いと後輩からの推薦があり、導入を決めました。
現在は認知症疾患などにASLを活用しSPECT検査の補助やDTIで神経束を評価しております。検査スピードが速いため従来の検査時間で情報量も多いうえ、液体ヘリウムを利用しないことによるメリットは経営者としても素晴らしいと考えます。

検査室に設置された、ECHELON Smart ZeroHeliumの写真​​

あらまき整形外科(大阪府 堺市)

院長
荒巻 忠道 先生

2005年から0.3TオープンMRIを使用しておりましたが、予てより膝関節や肩関節をさらに詳細に観察できるMRIを導入することが念願でした。
そんな折に富士フイルムさんから次世代型の液体ヘリウムを使用しない超伝導MRIを紹介され、念願叶った導入に至りました。
導入後、当院スポーツ整形外科、股関節専門医からも高い画像評価を得ました。脊椎分離症では特にCT Like Imageを追加で用いることで画像による情報が増加し、陳旧例などの分離時期の評価に役立っており、購入には大変満足しています。

あらまき整形外科の外観写真​

医療法人ミネルワ会 渡辺病院(愛媛県 松山市)

院長
白形 陽生 先生

関節領域で高精細画像の必要性が高まったため、1.5Tへ更新しました。画質や機能はもちろんですが、MRI室は建物の中央部であったのでクエンチ配管が不要といった設置性や、クエンチ爆発がないため、安全性に配慮されている点も重視しました。
導入後は、肩関節などの画質向上だけでなく、撮像時間が大幅に短縮されたため新患の方も検査を受けていただきやすくなり、より良い診療に役立っています。
今後は当院の専門医療である外科・肛門外科についても検査を広げていこうと考えています。

医療法人ミネルワ会 渡辺病院の外観写真​

医療法人至誠会 保利病院(熊本県 山鹿市)

放射線科 技師長
神西 富行 先生

当院は長年オープンMRIを使用していましたが、ヒヤリハットを経験しており、1.5 T MRIを導入することに対し不安がありました。ヘリウム配管が無いZeroHelium MRIはクエンチ爆発がなく、また消磁・励磁がユーザー側で出来ることが魅力でした。検査の種類や検査数に関しても、ディープラーニング技術*1を利用した機能を駆使し、体幹部を中心に検査数が約2倍に増え、経営的にも非常に満足しております。今後、20年後を見据えて、環境に優しい「ゼロヘリウム製品」が増えることを期待しています。

  • *1 導入後に自動的に装置の性能・精度が変化することはありません。
医療法人至誠会 保利病院の外観写真​