- * ファクスを複合機内に保存できる機能
- ペーパーレスファクスの仕組みはあったが、ファクスの管理ルールが統一化されておらず、最終的には全て紙に印刷し非効率だった
- 紙のファクスだと他の書類に紛れて見落とされてしまうリスクがあった
- 誰かが出社して紙のファクスを処理しなければならず、柔軟な働き方の妨げになっていた
- FUJIFILM IWproの導入により、受信ファクスの仕分けと格納が自動化され、ファクスのペーパーレス化を実現できた
- ファクス1件あたりの処理時間が約200秒短縮、1か月で33時間の効率化が実現した
- ファクス受信時に担当者へ自動通知され、受信を見落とすリスクが低減した
- どこにいてもクラウド上でファクスを確認できるため、テレワークがしやすくなった
- さまざまな種類の帳票フォームに対しても、OCR機能が高い精度で自動読み取りを行うことができる
- ファクスの格納先として従来から利用していたクラウドストレージ「Box」が活用できる
- これまで複合機で長く付き合いがあり、業務内容を深く理解してもらっていた富士フイルムビジネスイノベーションジャパンへの安心感
1919年に創業し、100年以上にわたり油圧技術を核に「振動制御」と「パワー制御」を強みとする総合油圧機器メーカーです。主要製品は、自動車やバイクのショックアブソーバ(振動を減衰する装置)、建設機械の走行用モータ、コンクリートミキサ車などです。中でも自動車用のショックアブソーバでは国内シェア2位、またコンクリートミキサ車は国内で80%と高いシェアを占めています。
当社では、見積書・納品書・注文書などさまざまな文書がお客様からファクスで届きます。これまでにもペーパーレスファクスの仕組みは導入していましたが、処理方法が統一化されていませんでした。例えば、出社している社員が紙に印刷したファクスを担当者別に仕分けて直接手渡したり、担当者が不在の場合はデスクに置いたり、複合機内の親展ボックスからファクスを取り出してメールで送ったりとバラつきがありました。実際にはファクスの抜け漏れを防ぐために、ファクスを全て紙で印刷して管理していたことから、非常に非効率でした。また、紙のファクスですと、ファクスが他の紙書類に紛れて、見落とされてしまうというリスクもありました。
そして、特に困ったのは、コロナ禍でテレワークが増えたときでした。自分が出社しない場合、ファクスの処理を誰かに依頼するしかありません。たまたま全員が外出していれば、業務にも支障が出るなどの問題がありました。
そのような状況の中、全社的に間接業務効率化を推進する取り組みの一環として社内で調査をしたところ、営業社員から多く寄せられたのが「受信したファクスの処理を効率化したい」という声でした。業界の慣習上ファクスが多用される状況を変えることはできないため、ペーパーレスファクスを導入することで業務を効率化し、どこでも仕事ができる環境を整備しようということになったのです。

カヤバ株式会社 営業本部 営業戦略部 隅田 喜文 様
そこで、複合機などで以前からお付き合いのあった富士フイルムビジネスイノベーションジャパン(以下「富士フイルムBIジャパン」という)に相談したところ、まずは複合機のオプションである「ペーパーレスファクス」機能を紹介されました。送信元のファクス番号ごとにファクスを振り分けることが可能ですが、それにはナンバーディスプレイ契約が必要とのことで、導入には至りませんでした。他社のサービスも検討しましたが、登録できる送信元ファクス番号の数が限られているなどの理由で、やはり当社のニーズには合いませんでした。
そんなときにちょうど新サービスとして富士フイルムBIジャパンが紹介してくれたのが、文書のデジタル化をサポートするクラウドサービス「FUJIFILM IWpro」でした。早速プレゼンをしてもらったところ、送信元企業ごとにファクスの書面の形式が異なっていても、OCR技術により会社名などの文字を自動で読み取って仕分けができるとのことで、「これだ!」とすぐに飛びつきました。また、振り分け先として、すでに導入していたクラウドストレージ「Box」のフォルダが指定できることも、当社にとっては大きなメリットでした。

カヤバ株式会社 営業本部 西日本ビジネスユニット 伊藤 翔平 様
まず西日本の3拠点(大阪・広島・福岡)に導入し、順調に活用しています。今後は全国の他の拠点にも展開予定です。
FUJIFILM IWproを導入することで、ファクスの管理を電子に統一することができ大きく効率化できました。ファクス受信後の流れとしては、まずそのファクスがFUJIFILM IWproに取り込まれ、送信元の会社名やファクス番号、書類の種別(見積書・見積依頼書・注文書・納品書など)といった情報をOCRで読み取った上で、Box上の会社ごとのフォルダに格納する――ここまでの操作がすべて自動で行われます。仕分けの精度は非常に高く、受信して1分後にはBoxへの格納が完了しています。
このようにファクス受信後の作業がペーパーレス化・自動化されたことの効果は絶大です。常に紙のファクスを確認しなければならないという状況が解消されるとともに、営業担当者はどこにいてもBox上のファクスを確認できるため、テレワークもしやすくなりました。また、FUJIFILM IWproをMicrosoft Teamsと連携させることで、ファクスが届いたことを担当者のMicrosoft Teamsに自動通知できるようになり、届いたファクスを見落としてしまうといったリスクもなくなりました。現場の営業社員からも、「ファクス当番が不要になった」「柔軟な勤務が可能になった」ととても好評です。
実際どれくらいの効果があったかを調査したところ、FUJIFILM IWproの導入により、受信したファクスの処理に要する時間が1件あたり約200秒短縮されたことが分かりました。導入した3拠点でファクスは1か月に600件ほど届くので、これは1か月で33時間の効率化に相当します。

現在でもさまざまなやりとりをファクスで行っている業界は多くあると思います。ファクスの電子化を考えている企業、ファクスを上手に使いながら業務効率化を図りたい企業には、FUJIFILM IWproをお薦めできます。テレワークを含め、ワークライフバランスの向上や働き方改革にも貢献してくれるはずです。
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン 横山 純一
カヤバ株式会社 営業本部 西日本ビジネスユニット 伊藤 翔平 様
カヤバ株式会社 営業本部 営業戦略部 隅田 喜文 様
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン 鈴木 知加子
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン 服部 光明
今回は営業部門の業務効率化でしたが、他の部門でもさまざまなデジタル化の動きが始まっています。ちょっとした業務改善であっても、成功事例を社内で横展開していきたいですし、デジタル人材の育成・底上げも図っていく考えです。
当面のことでいえば、現在はファクスで受信した注文書を手入力で社内システムに投入している作業を自動化したい。AI-OCRの活用によりデータ入力を自動化できる富士フイルムビジネスイノベーションのクラウドサービス「ApeosPlus desola」を使って注文書を読み取り、さらに「kintone」と連携して見積書を作成するところまでが自動で迅速に行えるようになれば、顧客満足度も向上するはずです。
富士フイルムBIジャパンは、今後も当社が置かれた状況やニーズに寄り添っていただき、デジタルによる業務効率化への支援をお願いしたいです。
- 業種
製造業
- 事業内容
AC(オートモーティブコンポーネンツ)事業、HC(ハイドロリックコンポーネンツ)事業、特装車両事業その他
- 従業員
12,951名(2024年度・連結)
- 本社所在地
〒105-5128 東京都港区浜松町二丁目4番1号世界貿易センタービルディング 南館28階
- URL
- * 掲載内容は2026年3月時点の情報です























