このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
PACSとは
PACS(Picture Archiving and Communication System)とは、医療用画像管理システムの一種で、医療現場において撮影された一般X線撮影やCT、MRI、超音波画像などの医用画像をDICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)規格に基づいてデジタル化・保存・管理・表示・共有・転送するためのシステムです。従来のフィルムベースの管理からネットワーク化を実現し、画像データを効率的かつ一元的に扱うことで、医療スタッフが迅速に必要な画像情報へアクセスできる環境を提供します。
ー高機能でありながら効率化を実現したPACSー
検索から関連する過去検査情報の取得まで、直感的な操作性にこだわったワークリストを設計しました。
紹介メディアのデータ入出力や、情報修正(削除)、タイムラインビューなどの充実した機能を、標準機能としてご提供します。
①情報修正(削除)
管理者権限を有するユーザは、メイン検査リスト上から情報修正や画像削除を行うことができます。
②データ入出力
データインポートのほか、検査を選択してPDI付き紹介メディアの作成を行うことができます。
③タイムラインビュー
特定の患者様の検査履歴を時系列のサムネイル表示で俯瞰的に参照いただくことができます。また、汎用画像を患者様の関連データとして取り込むことにより、情報を散在させることなく、一元的に管理いただけます。

docx/xlsx/pdf など

jpeg/bmp など

avi/wmv/mp4

近年では多くの医療機関でCT・MRIなどの画像診断機器の高度化が進み、検査数や画像枚数の増加に伴って多忙を極める読影業務を効率化することが課題とされています。富士フイルムは、AI技術を設計に活用した読影ビューワ「SYNAPSE SAI viewer」を提供することで読影ワークフローを支援し、画像診断を強力にサポートしています。

精中機構の推奨読影プロトコルや、トモシンセシス表示、断面位置のシェーマ表示にも対応しています。

コンパクトサーバーの採用により、従来のタワーサーバーと比べて大幅な小型化を実現しました。
限られた設置スペースをこれまで以上にご活用いただけます。

ACTIVE LINEを経由して、最新のソフトウェアバージョンをご提供します。運用に適した日時をスケジュールいただくことでダウンロードを実行し、いつでも最新の環境をご利用頂けます。
- * バージョンアップ中はシステム停止を伴います。
- * ACTIVE LINEは、インターネット回線を利用したSYNAPSE LEADのリモートサポートサービス(有償)です。
- * SYNAPSE LEAD および SYNAPSE SAI viewerが対象となります。OSやその他のソフトウェアについては、本オンラインバージョンアップ機能の対象外となります。
検査機器の高性能化および検査数増加、AI技術の進化による新たな画像診断支援機能の登場、ネットワーク・クラウド技術の進化など医療機関を取り巻く環境が大きく変化しています。そのような環境において、富士フイルムの最新AI技術による画像解析機能をクラウド環境で利用することで、初期費用を抑えて導入いただけます。また、本格導入前に無料トライアルから開始いただくことも可能です。

撮影された胸部単純X線画像を解析し、結節・腫瘤影、浸潤影、気胸が疑われる領域を検出し、マーキングするサービス。
胸部CT検査における肺結節の検出やレポート作成を支援するサービス。
肋骨全体が含まれている胸部CT検査を解析し、肋骨骨折が疑われる個所を検出してマーキングするサービス。
頭部CT検査の画像上で周辺組織と比較して高吸収/低吸収である領域を強調表示するサービス。
腹部CT検査における肝臓、腎臓の高吸収/低吸収領域を強調し読影を支援するサービス。
- *1 胸部X線CADサービス(CXR-AID)は、「胸部X線画像病変検出ソフトウェア CXR-AID」によって提供されるサービスです。 販売名:胸部X線画像病変検出(CAD)プログラム LU-AI689型 承認番号:30300BZX00188000 製造販売業者:富士フイルム株式会社
- *2 肺結節検出サービスは、肺結節検出プログラム FS-AI688型で実現しています。本サービスに含まれる肺結節性状分析機能は画像診断ワークステーション用プログラム FS-V686型、肺区域ラベル機能は画像処理プログラム FS-AI683型で実現しています。
- *3 肋骨骨折検出サービスは、肋骨骨折検出プログラム FS-AI691型で実現しています。本サービスに含まれる肋骨ラベル機能は画像処理プログラム FS-AI683型で実現しています。
- *4 頭部高吸収/低吸収強調フィルタサービスは画像処理プログラム FS-AI683型で実現しています。
- *5 腹部吸収値強調フィルタサービスは画像診断ワークステーション用プログラム FS-V686型と画像処理プログラムFS-AI683型で実現しています。
- 製品名
医用画像情報システム SYNAPSE LEAD
SYNAPSE LEADは、SYNAPSE LEADサーバーに、SYNAPSE SAI viewer用画像表示プログラム(販売名:画像診断ワークステーション用プログラム FS-V686型 認証番号:231ABBZX00028000 製造販売業者:富士フイルム株式会社)及びSYNAPSE SAI viewer用画像処理プログラム(販売名:画像処理プログラム FS-AI683型 認証番号:231ABBZX00029000 製造販売業者:富士フイルム株式会社)をインストールすることにより、「画像処理機能」とクライアントでの「画像表示機能」を実現したものです。
SYNAPSE SAI viewerは、以下の医療機器を含む製品の総称です。
- 販売名
画像診断ワークステーション用プログラム FS-V686型
- 認証番号
231ABBZX00028000
- 製造販売業者
富士フイルム株式会社
- 販売名
画像処理プログラム FS-AI683型
- 認証番号
231ABBZX00029000
- 製造販売業者
富士フイルム株式会社
- 販売名
肺結節検出プログラム FS-AI688型
- 承認番号
30200BZX00150000
- 製造販売業者
富士フイルム株式会社
- 販売名
肋骨骨折検出プログラム FS-AI691型
- 承認番号
30300BZX00244000
- 製造販売業者
富士フイルム株式会社













