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IntelliDOSEとは? 教えて、しまクン先輩!

バーチャルコリメーションってなに?

透視が出ていない時こそ、チャンス!?

冒頭で絞りによる被ばく低減の重要性を再確認しましたね。これを受けて、検査に適した画像をしっかり描出しようとすると、検査中に絞り操作を頻繁に繰り返す必要が出てきてしまうでしょう。

当然、多くの場合は透視を出しながら、絞り操作をリアルタイムで行なっている方が多いと思います。一方で、検査中にずっと透視を出しっぱなしということは少なく、透視が出ていない時間の方が長い検査もきっと多いのではないでしょうか。

ではもし透視が出ていない時に、絞り操作や視野サイズの切り替えを行なったとしたらどうなるでしょう?1回1回は微々たるものかもしれませんが、きっと検査全体の被ばく低減に大きく寄与してくると考えられます。
 

絞りの挿入は、LIH画像で。

透視が出ていないときの絞り操作や視野サイズの切り替え。これらで危惧されるのは、その操作が操作者の「経験」と「勘」に依存してしまうことです。というのも、絞り操作を行い、いざ次の透視を出そうという時に、「思っていたサイズではなかった」とか、「見たいところが隠れてしまっていた」という事象が起きないと言い切れないからです。

最近の透視システムでは、透視をOFFにしても最後のフレームを表示する「ラストイメージホールド(LIH)」を目にするケースも多いと思います。絞り操作や視野サイズの切り替えを行なったときに、このLIH画像上に目安となる枠のようなものが出てくれば、透視を新たに出さずに、かつ経験や勘に頼ることもなく、絞りを操作できるようになるといえます。これが「バーチャルコリメーション」と呼ばれる機能です。
 

こまめな積み重ねが差をつける被ばく低減!

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