SYNAPSE SAI viewer
NEWCT画像からの臓器自動抽出など、DeepLearning技術を設計に用い画像診断ワークフローを支援する読影ビューワ。
このコンテンツは医療従事者向けの内容です。

グッドデザイン賞2020 グッドデザイン・ベスト100を受賞
「画像診断ワークステーション SYNAPSE SAI viewer」がグッドデザイン賞2020 グッドデザイン・ベスト100を受賞しました。
AI in Workflow, AI for Solution.
新しいプラットフォーム SYNAPSE SAI viewer

画像診断の効率化が、富士フイルムの重要なミッション。
「SYNAPSE」は、1999年の誕生以来、フィルムレス運用に対応した医用画像情報システムとして診療の最前線を支え続けてきました。
近年では多くの医療機関でCT・MRIなどの画像診断機器の高度化に伴い、検査数や画像枚数の増加や診断医の不足によって、多忙を極める読影業務の効率化が課題となっています。
私たちは画像診断医のニーズに寄り添い、さらに先進のAI技術を活用することによって、CT・MRI画像から臓器自動抽出などのワークフロー支援機能を備えた新たな読影ビューワ「SYNAPSE SAI viewer」を提供し画像診断を強力にサポートします。
画像診断をサポートするSYNAPSE SAI viewerの4つの進化
読影ビューワ機能
読影基本機能が進化
検査を選択し画面にレイアウトするなど、繰り返し行う操作をよりシンプルに使いやすく進化しました。
3D表示機能が進化
1つのウィンドウ画面内で2Dと3D表示(VR、MIP、MPR)を組み合わせた読影が可能になりました。
レポートシステムとシームレスに進化
マウスや視線の移動を極力減らすことで、効率的なレポーティングを支援します。
画像解析オプション
Deep Learning技術の活用で画像解析が進化
Deep Learning技術の活用で、臓器認識がレベルアップ。その結果、椎体番号を自動でラベリング表示する機能や、画像中から骨を除去することにより石灰化や血管の走行の視認性を高める機能で読影ワークフローを支援します。
- * 画像解析オプションは、別途画像解析サーバが必要です。
読影ビューワ機能
お客さまの声を反映し、さらに快適に使いやすく
多用する操作を簡単・迅速に実行

モダリティ別フィルタや拡張表示可能な検査リストにより目的の検査を素早く選択できます。さらにクイックレイアウト機能により、少ないマウス移動で検査画像のレイアウティングが行えます。
計測した腫瘍のトラッキング

読影の中で計測した腫瘍や病変の計測結果を経時的に保存が可能。また、保存された結果をグラフにし、変化を可視化して表示することもできます。
ビューワ機能の拡張 [NEW]
核医学ビュー(オプション)

PET-CT、PET-MRなど核医学画像の読影に特化したビューを開発しました。最大2検査を比較して観察できます。CTやMRI、PET、フュージョン画像をどこに表示するかなども設定できます。
ダイナミックデータビュー

乳腺、前立腺のダイナミックMRIからタイムインテンシティカーブ(TIC)を作成します。病変の鑑別診断の1要素として利用できます。2点指定ROIを使うと、病変部に沿ったROIからTICを作成できます。

[オプション] 統合検査レポート管理システム SYNAPSE Result Manager
ビューワとシームレスなレポートシステムにより、少ないマウス操作でレポート記入が行えます。ビューワで計測した値も共有するため、レポート記入の効率化が図れます。
画像解析オプション
富士フイルム AI技術 REiLI (レイリ)

次世代のコア技術として、AI技術を右図の3つの技術アプローチで開発しています。医用画像のセグメンテーション技術をAI技術の根幹とし、様々なワークフローの改善を実現すべくAIプラットフォーム開発に取り組んでいます。

肺区域ラベル・肺結節検出機能・肺結節性状分析機能 [NEW]
—3つの技術アプローチがここに結実
肺野領域において、Deep Learning技術を活用した臓器セグメンテーション、コンピュータ支援診断、ワークフローの効率化の個々のAI技術を一つの束として、画像診断ワークフローを強力にバックアップします。
CAD
Computer-Aided Diagnosis
コンピュータ支援診断
病変の検出を支援

コンピュータ支援診断で肺結節の候補を推定。フォロー対象のスライスをオレンジ色、検出したスライスを緑色に表示します。
- 販売名:肺結節検出プログラム FS-AI688型
WF
Workflow
ワークフローの効率化
レポート作成を支援

SAI Viewerで抽出した領域に対して、所見文に記載する性状を推定し、所見文候補を提示します。
- 販売名:画像診断ワークステーション用プログラム FS-V686型
臓器セグメンテーション・ラベリング機能
Deep Learning技術を用いたアプローチで、解剖学的な構造を把握・表示、臓器の認識を可能にします。異なる検査間で利用される位置合わせ機能、椎体・肋骨のラベリング、骨除去、骨経時サブトラクション機能、Virtual Thin Sliceなど、「SYNAPSE SAI viewer」の根幹技術として多様な機能の前処理に応用され、読影ワークフローを支援します。
SEG
Segmentation
臓器セグメンテーション
解剖学的構造を認識
臓器セグメンテーションでコンピュータ支援診断、性状分析の対象領域を決定します。
- 販売名:画像処理プログラム FS-AI683型

レポート作成作業の
負荷を軽減

ラベリング機能により、肋骨・頚椎・胸椎・腰椎に骨番号を付番します。
視認性の向上
(3D表示・骨除去)

画像中から骨を除去することで石灰化や血管の走行の視認性を高めます。
定量評価

臓器を認識することで体積、画素の平均値といった定量的な情報を表示します。
骨経時サブトラクション機能
骨の自動認識・位置合わせ技術により、骨濃度の差分を可視化し、骨の経時的変化の観察をサポートします。最新バージョンでは、椎体に加え肋骨領域に対しても濃度変化をオーバーレイ表示できるようになりました。
- 販売名:画像処理プログラム FS-AI683型



Virtual Thin Slice(バーチャルシンスライス)

Thickスライス画像から、Thinスライス画像を仮想的に生成します。頭部から下肢まで幅広い部位に対応し、Thinスライス画像がない場合もThinスライス画像と近い条件での比較観察をサポートします。

SYNAPSE SAI viewer
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販売名
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画像診断ワークステーション用プログラム FS-V686型
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認証番号
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231ABBZX00028000
SYNAPSE SAI viewer 用画像処理プログラム
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販売名
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画像処理プログラム FS-AI683型
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認証番号
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231ABBZX00029000