このウェブサイトはクッキーを使用しています。このサイトを使用することにより、プライバシーポリシーに同意したことになります。

日本

SYNAPSE SAI viewer

NEW

CT画像からの臓器自動抽出など、DeepLearning技術を設計に用い画像診断ワークフローを支援する読影ビューワ。

このコンテンツは医療従事者向けの内容です。

AI in Workflow, AI for Solution.

新しいプラットフォーム  SYNAPSE SAI viewer

画像診断の効率化が、富士フイルムの重要なミッション。

「SYNAPSE」は、1999年の誕生以来、フィルムレス運用に対応した医用画像情報システムとして診療の最前線を支え続けてきました。

近年では多くの医療機関でCT・MRIなどの画像診断機器の高度化に伴い、検査数や画像枚数の増加や診断医の不足によって、多忙を極める読影業務の効率化が課題となっています。

私たちは画像診断医のニーズに寄り添い、さらにAI技術を活用することによって、CT・MRI画像から臓器自動抽出などのワークフロー支援機能を備えた新たな読影ビューワ「SYNAPSE SAI viewer」を提供し画像診断を強力にサポートします。

読影ビューワ機能

読影基本機能が強化

画像配置を伴うレイアウティング、異なる検査の比較読影など、日ごろ行う操作をシームレスに利用できるように進化しました。

3D表示機能がさらに充実

サジタル、コロナル断面、ボリュームレンダリングやMIP画像など2D、3D表示を組み合わせした読影が可能になりました。

所見文作成支援機能を搭載

計測結果や臓器認識結果を融合した新しい定型文機能の利用が可能となりました。

画像解析オプション

Deep Learing技術の活用で、肺結節の候補を検出、肋骨骨折の候補を検出、椎体の番号を自動でラベリングする機能を搭載。
日ごろの画像診断医の読影ワークフローを支援します。

  • * 画像解析機能を利用する場合は画像解析オプション構成が必要になります。

All-In-one 3つの技術アプローチがここに結実

SEG Segmentation 臓器セグメンテーション

解剖学的構造を認識

臓器セグメンテーションでコンピュータ支援診断、性状分析の対象領域を決定します。

販売名:画像処理プログラム FS-AI683 型

CAD Computer-Aided Diagnosis コンピュータ支援診断

病変の検出を支援

コンピュータ支援診断で肺結節の候補を推定。フォロー対象のスライスをオレンジ色、検出したスライスを緑色に表示します。

販売名:肺結節検出プログラム FS-AI688 型

WF Workflow ワークフローの効率化

レポート作成を支援

SAI viewerで抽出した領域に対して、所見文に記載する性状を推定し、複数の所見文候補を提示します。

販売名:画像診断ワークステーション用プログラム FS-V686 型

画像解析オプション機能をクラウドで提供する「医療クラウドサービス」提供開始

「SYNAPSE」からクラウドサーバーにアップロードされた画像に対し、選択した画像診断支援機能の解析が行われ、その結果を「SYNAPSE SAI viewer」で参照することができます。利用回数に応じて金額をお支払いいただくサービスのため導入コストを抑えることができ、画像解析機能が、より利用しやすくなります。

読影ビューワ機能

お客さまの声を反映し、さらに快適に使いやすく

販売名:画像診断ワークステーション用プログラム FS-V686 型

3つの「簡便」さで、読影ワークフローをサポート

POINT 01

モダリティ別フィルタで目的の検査(例:CT、MRI、PTのみ表示し、それ以外動画系の画像は除外)へ「簡便」にアクセス。

POINT 03

クイックレイアウト、自動スライス位置合わせ機能で「簡便」に現在、過去検査を比較。

POINT 02

新規タブで表示し、現在検査のレイアウトを崩さずに「簡便」に別検査にアクセス。

ビューワ機能の拡張(標準機能)

フォローアップビュー

病変の長径やSUVをグラフとともに観察できます。

MPRビュー

直交3断面やオブリーク断面を観察できます。

ダイナミックデータビュー

Time Density(Intensity)Curveを観察できます。

拡散強調画像処理(ADC Map cDWI)

拡散強調画像からADCを測定する画像や仮想的なHighbの画像を観察できます。

ビューワ機能の拡張(オプション機能)

核医学ビュー

PET-CTなどの核医学画像の読影に特化したビューを追加タブで表示します。最大2検査の比較観察や下画像、上画像、フュージョン画像の表示位置の設定をおこなえます。

マンモビュー

精中機構の読影プロトコル、テキストオーバーレイの対応はもちろんのこと、従来から要望の多かったトモシンセシス画像表示時のシェーマ表示に対応しています。

胸部経時差分

2つの胸部X線画像を差分したサブトラクション画像を生成します。経時変化の差が確認しやすくなります。

[オプション] 統合検査レポート管理システム SYNAPSE Result Manager

ビューワとシームレスなレポートシステムにより、少ないマウス操作でレポート記入が行えます。ビューワで計測した値も共有するため、レポート記入の効率化が図れます。

画像解析オプション

Deep Learning 技術の活用で画像解析が進化

胸部

胸部読影支援

胸部CTにおける読影ワークフローを支援します。

肺結節検出CAD*1(薬事承認)[オプション]

肺結節の候補を検出して表示する機能です。以下のような補助機能により、読影業務の質の向上を目指します。

高吸収域表示*2

肺野内関心領域の高吸収の閾値を推定し、高吸収域の定量値を算出します。

肺区域ラベル*2

臓器セグメンテーション機能で認識した肺区域情報を表示します。

肺結節性状分析機能*3 [追加オプション]*4

肺結節の性状分析結果(形状や吸収値など)の観察と分析結果を元に、肺結節の所見文候補を複数作成して提示します。

胸部パッケージ  [オプション]

読影ワークフローを強力に支援する機能をセット。

肺結節検出CAD*1(薬事承認)
胸腔SAIフィルタ*2

胸部CTにおいて、周辺組織と比較して高吸収な領域を強調表示する機能です。

縦郭/腋窩リンパ節臓器認識*2

胸部CTから、縦郭/腋窩リンパ節を抽出する機能です。比較的大きめな縦郭/腋窩リンパ節を抽出します。

所見文候補作成(胸部)*3

レポート作成機能を大幅に強化。業務の軽減化が期待されます。

臓器セグメンテーション技術を応用した胸部領域の所見文作成支援機能を利用できます。

骨読影支援

骨のCTにおける読影ワークフローを支援します。

肋骨骨折検出CAD(薬事承認)*5

肋骨骨折の候補を検出して表示する機能です。以下のような補助機能により、読影業務の質の向上を目指します。

脊椎・肋骨ラベル*2

臓器セグメンテーション機能で認識した脊椎、肋骨の番号を表示します。

骨経時サブトラクション*2 [オプション]

椎体・肋骨のCT値の増減を表示する機能です。

頭部

頭部読影支援*2

頭部CTにおける読影ワークフローを支援します。

頭部SAIフィルタ [オプション]

周囲と比較してHU 値が高いか所、低いか所を強調することで見易くします。

脳区域ラベル

臓器セグメンテーション機能で認識した脳区域情報を表示します。

所見文候補作成(頭部)*3

臓器セグメンテーション技術を応用した頭部領域の所見文作成支援機能を利用できます。

腹部

腹部読影支援*2

腹部CTにおける読影ワークフローを支援します。

肝区域ラベル

臓器セグメンテーション機能で認識した肝区域情報を表示します。

肝臓セグメンテーション
脾臓セグメンテーション
膵臓セグメンテーション
腎臓セグメンテーション

所見文候補作成(腹部)*3

臓器セグメンテーション技術を応用した腹部領域の所見文作成支援機能を利用できます。

その他

Virtual Thin Slice*2

厚いスライスの画像に対して、薄いスライスを推定した再構成画像を表示します。

  • *1 本機能は肺結節検出プログラム FS-AI688 型で実現しています。
  • *2 本機能は画像処理プログラム FS-AI683 型で実現しています。
  • *3 本機能は画像診断ワークステーション用プログラム FS-V686 型で実現しています。
  • *4 肺結節性状分析機能は、肺結節検出CADを導入した場合、追加可能です。
  • *5 本機能は肋骨骨折検出プログラム FS-AI691 型で実現しています。

システム構成例

ソフトウェア単独構成

画像診断に有用な基本機能を搭載した構成。SAI viewerはユーザー設定をユーザーIDによる一元管理を実現。

画像解析オプション構成

ソフトウェア単独構成の機能に加え、AI技術を用いて設計した各種解析機能(一部オプション)の併用が可能。

SYNAPSE SAI viewer用 画像表示プログラム

販売名

画像診断ワークステーション用プログラム FS-V686型

認証番号

231ABBZX00028000

SYNAPSE SAI viewer用 肺結節検出プログラム 

販売名

肺結節検出プログラム FS-AI688型

承認番号

30200BZX00150000

SYNAPSE SAI viewer用  肋骨骨折検出プログラム

販売名

肋骨骨折検出プログラム FS-AI691型

承認番号

30300BZX00244000

SYNAPSE SAI viewer用 画像処理プログラム

販売名

画像処理プログラム FS-AI683型

認証番号

231ABBZX00029000

  • *「SYNAPSE SAI viewer」は医療機器を含む製品の総称です。
  • *その他のSAI viewer用プログラムはお問い合わせください。